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沿線各地の概要ー山梨県

山梨県内のリニアルート

東京・品川方面から、神奈川県相模原市に入り、市内の地下を通る「第二首都圏トンネル」「津久井トンネル」「藤野トンネル」を経て、山梨県に入ります。

山梨県では上野原市から笛吹市まで続く全長約42.8kmの「山梨リニア実験線」を通過。笛吹市で地上に出たのち、甲府市に設置予定の「山梨県駅(仮称)」へ。その後、中央市、南アルプス市、富士川町で地上を通り、同町で「第一南巨摩トンネル」「第二南巨摩トンネル」「大三南巨摩トンネル」を通過。早川町で「第四南巨摩トンネル」「南アルプストンネル(山梨工区)」を経て、静岡県の「南アルプストンネル(静岡工区)」へと続きます。

 

 

山梨リニア実験線 

リニアモーターカーの開発は、1962年から当時の国鉄(現JR)により始まりました。10年後の1972年には、200mの実験線で実験車がはじめて浮上走行に成功。その5年後には、宮崎県に本格的な実験線が開設されました。そして1989年に新実験線が山梨県に建設されることが決定し、翌年に着工。1997年から技術開発の場が山梨県都留市に移り、本格的な走行試験が始まりました。2013年には延伸・更新工事が終了し、「山梨リニア実験線」全線が開通。トンネル区間約35.1km、地上区間約7.7kmに及び、現在も定期的に走行試験が行われています。

リニア関連施設

山梨県内延長 83.4㎞  

地上部 27.1㎞(約32%)  

トンネル 56.3㎞(約68%) 

 

○山梨県駅(仮)(甲府市大津町)

○保守基地 3ヶ所(都留市、甲府市、富士川町)

○変電施設 3ヶ所(都留市、笛吹市、富士川町※契約前)

 

○非常口9ヶ所

山梨リニア実験線内5ヶ所

早川町3ヶ所(早川非常口、早川東非常口、広河原非常口)

富士川町1ヶ所?

 

(参考資料)

https://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/town/images/H28.12minamikomasetumeikai.pdf

https://www.pref.yamanashi.jp/linear-yc/documents/00_eis2_yamanashioutline.pdf

 

残土(発生土)

県内で行われるリニアトンネル工事により約676万㎦の残土が発生予定。

そのうち、約5割に当たる約328万㎥が「南アルプストンネル(山梨工区)」より発生する残土です。3ヶ所の非常口が掘られる早川町には残土置き場が12ヶ所設置されていて、そのうちの11ヶ所が「仮置き場」とされています。最終的にどこに置かれるかが決まっていません。

 

(参考資料)

https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/efforts/yamanashi/soil.html

https://www.jichiken.jp/article/0264/

 

 

山梨県内リニア関連団体・組織

・山梨県リニア未来創造局リニア未来創造・推進課

https://www.pref.yamanashi.jp/linear-kt/soukai.html

・山梨県立リニア見学センター

https://www.linear-museum.pref.yamanashi.jp/

・早川町総務課

https://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/town/Linear.html

・富士川町役場土木整備課 リニア推進室

https://www.town.fujikawa.yamanashi.jp/chosei/info/rinia/

・甲府市リニア交通室リニア政策課リニア政策係

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/rinia/taisaku/machikankyou/kotsuu/riniagaiyou.html

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