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沿線各地の概要ー岐阜県

岐阜県内のリニアルート

東京・品川方面から神奈川県、山梨県、長野県を通過後、長野県飯田市と南木曽町を通る「中央アルプストンネル」で岐阜県中津川市へと入ります。市内で一旦地上に出たのち「瀬戸トンネル」に入り、さらに「駒場トンネル」を経て、市内千旦林地区に建設予定の「岐阜県駅(仮称)」へ。その後、恵那市で「第一大井トンネル」「第二大井トンネル」「長島トンネル」「日吉トンネル」の4つの地下トンネルを通過して瑞浪市に入り、御嵩町と可児市でそれぞれ地上に出たのち、多治見市を「第一中京圏トンネル」で抜けて、愛知県へと続いていきます。

 

 

リニア関連施設

岐阜県内延長 55.1㎞  

地上部 6.5㎞(約12%)  

トンネル48.6㎞(約88%) 

 

○岐阜県駅(仮) (中津川市千旦林地区)

○保守基地 1ヶ所(中津川市)

○変電施設 2ヶ所(中津川市、多治見市)

 

○非常口7ヶ所

中津川市3ヶ所(山口非常口、瀬戸非常口、駒場非常口)

恵那市1ヶ所(大井非常口)

瑞浪市1ヶ所(南垣外非常口)

可児市1ヶ所(大森非常口)

多治見市1ヶ所(大針非常口)

 

 

残土(発生土)

県内で行われるリニアトンネル工事により1280万㎦の残土が発生予定。JR東海によると、リニア全線の工事で発生する残土総量約5680万㎥のうち、最も多いのが岐阜県内から出る残土だといいます。

また、岐阜県内のトンネル工事で発生する残土には、ヒ素や重金属などの有害物質が含まれているケースが多く、その処分方法への対応について懸念する声が上がっています。

2019年4月2日付の「しんぶん赤旗」の報道では、瑞浪市の「日吉トンネル」で、環境基準を超える有害物質のヒ素やフッ素を含む残土が58回発生していたことが同市への取材で判明。(JR東海から報告を受けている県では、有害物質の検出を1回しか公表していませんでした)

また2022年3月の「産経新聞」の報道によると、愛知県春日井市のリニアトンネル工事現場から多治見市の処分場に搬入された残土について、環境基準を超えるヒ素とフッ素が検出。県が2月18日に搬入された残土の一部を検査したところ、ヒ素が基準の2・1倍、フッ素が1・5倍検出され、毎日検査を行い、この日も基準を超過していないとするJVの意見とは食い違っていることがわかりました。

 

 

岐阜県内リニア関連団体・組織

・岐阜県リニア推進事務所

https://www.pref.gifu.lg.jp/page/16609.html

・中津川市リニア都市政策部リニア対策課

https://www.city.nakatsugawa.lg.jp/shisei/urbandev/1/const/17389.html

・恵那市リニアまちづくり課

https://www.city.ena.lg.jp/soshikiichiran/kensetsubu/linearmachizukurika/1/10158.html

・瑞浪市総務部企画政策課

https://www.city.mizunami.lg.jp/shisei/keikaku/1004623/1003675/1001552.html

・御嵩町リニア関連ページ

https://www.town.mitake.lg.jp/portal/town/administration/town-administration/post0045788/

・可児市都市計画課

https://www.city.kani.lg.jp/3885.htm

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